
Web広告に回すなら必須:縦・横・正方形の使い分け
Web広告用の動画や画像を作るとき、
「とりあえず1サイズ作って、あとは流用」
そんな運用になっていませんか?
実はこのやり方、成果が出にくい典型パターンです。
なぜなら、Web広告は“何を作るか”よりも“どこにどう表示されるか”で見られ方が大きく変わるからです。
この記事では、SNS広告・動画広告を担当する企業・店舗の方に向けて、縦・横・正方形の正しい使い分けと、2026年時点で押さえておくべき安全領域・注意点を分かりやすく整理します。
なぜサイズ違いを作らないと成果が落ちるのか?
理由はシンプルです。
広告は媒体ごとに表示枠がまったく違うから。
- スマホの縦スクロール画面
- ストーリーズの全画面表示
- YouTubeの横長プレイヤー
- Webサイト内の埋め込み枠
これらを1サイズでカバーしようとすると、次のような「見切れ事故」が起こります。
- 文字が切れる
- 顔や商品がUIに隠れる
- 伝えたい要素が見えない
結果として、内容以前に“ちゃんと見られない広告”になってしまいます。
縦・横・正方形、それぞれの役割を整理しよう
縦(9:16)が主役になる場面
- Instagramストーリーズ広告
- Instagramリール広告
- YouTube Shorts広告
スマホ画面を全面占有できるのが最大の強みです。
YouTube Shorts広告は、動画自体は最大3分まで対応していますが、実務上は60秒未満が推奨されており、短く要点を伝える設計が重要です。
横(16:9)が向いている場面
- YouTubeインストリーム広告
- Webサイト埋め込み動画
- ディスプレイ広告
説明系・信頼感重視・情報量が多い内容に向いています。
会社紹介・サービス説明・導入事例などは横型が安定します。
正方形(1:1)は今でも使える?
結論から言うと、今でも有効です。
- Instagramフィード
- Facebookフィード
縦・横どちらにも展開しやすい“中間サイズ”として便利です。
ただし近年は、フィードでもやや縦寄りの比率が増えているため、正方形だけで止めず、縦展開を前提にした設計にしておくと安全です。
2026年時点で必須の「安全領域」の考え方
サイズ以上に重要なのが安全領域です。
安全領域とは、
UIやトリミングに被らず、必ず表示される範囲のこと。
特に縦動画では、
- 上部:アカウント名・アイコン
- 下部:CTAボタン・説明文
が重なるため、重要な文字・顔・商品は画面中央に寄せるのが基本です。
目安としては、上下それぞれ10〜15%程度を余白として確保すると、多くの媒体で安全に表示されます。
よくある失敗パターン
- 横動画を無理やり縦にトリミング
- 正方形前提で文字を端まで配置
- 媒体のUIを確認せずに入稿
結果として、
「ちゃんと作ったのに反応が悪い」
という状態に陥りがちです。
効率よく回すための設計のコツ
おすすめは、最初からこの考え方で作ることです。
- 構図の主役は常に中央
- 縦・横・正方形への展開を前提に設計
- 文字量は最小限、視覚で伝える
この設計にしておくと、
- サイズ展開が楽
- 修正が減る
- 広告配信後の差し替えもスムーズ
と、運用面でも大きなメリットがあります。
よくある質問
Q1. 1サイズだけ作るならどれがおすすめ?
迷った場合は正方形(1:1)がおすすめです。複数媒体に展開しやすく、破綻しにくいからです。
Q2. 縦動画は必ず9:16じゃないとダメ?
基本は9:16が推奨です。媒体によっては4:5などもありますが、まずは9:16を基準に考えると安全です。
Q3. 安全領域は固定の数値がありますか?
固定ではありません。上下10〜15%を余白として確保し、重要要素は中央寄せにするのが実務上の安全策です。
Q4. 写真広告でも同じ考え方?
はい。静止画広告でも、サイズと安全領域の考え方は同じです。
Q5. 毎回サイズ別に作るのが大変です…
最初の構成設計を整えれば、サイズ展開は最小限の手間で済みます。後から直す方が大変です。
まとめ
Web広告では、「何を伝えるか」+「どう表示されるか」がセットで重要です。
縦・横・正方形の役割を理解し、安全領域を意識した設計にするだけで、
- 見切れない
- 伝わる
- 無駄が減る
広告運用に変わります。
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